麻疹だけやない!風疹も怖いのだ!
新しい制度の下: 麻疹・風疹ワクチンの助成が始まりました
またまた、なんか、知らないうちにこの4月から新しい制度の下に「麻疹・風疹ワクチン」の補助が始まりました。今回は、「抗体検査の結果、抗体価が十分でない方」という大前提があります。詳しくは豊中市のHPをよくお読みいただき、分からなかったら院長にまでお問い合わせください。抗体検査代金は補助されません。 HPによると、ワクチン接種の助成は平成26年(2014年)4月1日(火曜) ~ 平成27年(2015年)3月31日(火曜)の期間となっています。
「麻疹・風疹ワクチン」をしっかりと打ちましょう!
「おたふく・水痘ワクチン」も接種回数が増えたこと知ってまっか?
豊中市、助成事業を継続!でも、めっちゃややこしいやんか!
風疹の免疫・十分にありますか?
これだけしつこく、予防接種を打ちましょう!と言ってるのに!の~んびりしてるのか?ボヘ~っとしてはるのかしりませんが、きっちりと麻疹・風疹のワクチンを打たへん親がおるからあかんのです!! しかし、残念ながらこの措置は今年の3月いっぱいで終わってしまいました。
最近のニュースでも報じられていますが、今年も成人の風疹が大流行しています。お金はかかりますが、1回しか打っていない方は是非接種された方が賢明です。麻疹・風疹混合ワクチンでも、それぞれの単独ワクチンでもかまいません。是非接種を前向きに考えてください。
新聞で言われているほどワクチンは高くないです、1万円はボッタクリです!
このページ内の文章の一部ないし、画像は武田薬品工業のご厚意によって使用させていただいております。
下記の何れかに当てはまれば、医師に相談し、予防接種を受けることを検討してください。
1)1979年4月1日以前に生まれた男性
2)1974年4月2日~1995年4月1日 生まれの男女
3)今までに、発疹が出たが、医師にきちんと診てもらっていない方
4)症状から「風疹」または「風疹の疑い」と診断されたが、ウイルス血液検査で確定診断を受けていない方
5)ご自身の母子手帳に風疹の予防接種をした記録のない方
6)結婚して、お子さんをもうけて行きたいと思っているが、風疹をやったかどうか不安な方
麻疹(はしか)とはどんな病気?

麻疹(はしか)にかかっている人から、咳やくしゃみによって麻疹ウイルスが飛び散り、それを吸い込むことで感染します。感染してから発症するまでは10~12日くらいです。多くは乳幼児期にかかる病気です。
母親が麻疹(はしか)にかかった、もしくは予防接種を受け、その後感染した場合は、赤ちゃんは生後6カ月くらいまでかかる可能性は低くなります。
ところが母親が麻疹(はしか)にかかっていない、もしくは予防接種を受けたがその後流行がなく感染していない場合、赤ちゃんは抗体を持っていないか持っていたとしてもその値は低いため、生後6カ月未満でもかかる可能性があります。
どんな症状がでるの?

初めの2~3日は38℃前後の熱がでて、咳、くしゃみ、鼻水など普通の風邪症状がでたり、口やのどが赤くなって痛み、結膜炎をおこしたりします。そのうちほほの内側の粘膜にコプリック斑という周りが赤く小さな白い斑点が数個みられ、この段階で麻疹(はしか)と診断がつきます。
全身に発疹がでるころ、この斑点は消えます。3~4日後に一度熱は37℃台に下がり、再び上がるという独特の発熱パターンがあります。このときの発熱は39~40℃まで上がることがあります。
2峰性の発熱!で、発疹が出る!

再発熱とともに顔にまず赤い発疹がでて、次第に体のほうへ広がっていきます。発疹はだんだん大きくなって盛り上がり、やがて発疹同士がくっついてまだらになります。発病から6~8日目で熱がさがると、発疹の色も茶褐色になり、自然に消えます。発疹のある4~5日間は熱が高く、目が充血したり咳も激しくなります。症状がでて10日から2週間で治癒します。